期待の数段上をいく提案を。受託製造のプロとして成長する技術者/日本カラー工業【未来を創る人たち#3】-PR-

2026/11/05

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研究開発の最前線で活躍する人物に迫る連載『未来を創る人たち』。 今回は、日本カラー工業 事業開発部のブイ タン タイさんにお話を伺いました。

「入社して、受託メーカーのイメージが変わりました」と話すブイさん。現在は、多様な材料と製造設備に向き合い、お客様の抱える製造課題を解決する技術職として活躍しています。

製造を代行するだけではなく、お客様の期待を超える提案を届ける。受託製造のプロフェッショナルとして成長を続ける姿と、その挑戦を支える日本カラー工業の企業文化をご紹介します。

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スプレードライヤー下部のホッパーをチェックするブイさん

受託メーカーは「お客様のお困りごとを解決する会社」

大学で太陽電池に使われる無機材料を研究し、前職ではガラス材料の特殊加工に携わっていたブイさん。日本カラー工業へ転職したのは4年前です。

入社前は、受託メーカーに対して「製造を代行する会社」というイメージを持っていました。しかし、さまざまな案件に携わり今では、「お客様のお困りごとを解決する会社」だと捉えています」。

日本カラー工業は、乾燥、ろ過、粉砕、焼成、混合、成形などの工程に対応する30種類以上の製造設備を保有しています。粒度分布測定、X線回折、ICP発光分析などの分析機器も備え、製造から品質評価まで対応できることが強みです。

一つの工程だけでなく、連続する複数の工程を一社で担える環境で、ブイさんは無機微粒子や樹脂微粒子など幅広い材料を扱い、複数の製造装置を担当しています。

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日本カラー工業で受託加工した粉体材料

⁠(提供:日本カラー工業)

期待を超える提案が、お客様からの信頼につながる

ブイさんが仕事で大切にしているのは、依頼された作業をそのまま実行するだけではなく、製造のプロとして「お客様の期待を超える提案」をすることです。

ある案件では、乾燥、粉砕、分級という3工程で依頼を受けました。しかし、ブイさんは製造方法を検討し、スプレードライという手法であれば1工程で製造でき、コスト削減にもつながると提案しました。

また、潮解性のある粉体を量産する案件では、配管内の詰まりによる異常停止が何度も発生しました。そこで、エア輸送方法の最適化、貯槽タンクの改造、搬送ホースの定期交換などを実施。異常停止の回数を減らすとともに、収率の向上にもつなげました。

「「お客様から、『他社と拮抗した際には御社を推す』という言葉をいただきました。エンジニアとお客様が直接やりとりできる体制は効率もよく、仕事のやりがいにもつながっています」。

製造現場で得た知識と経験を生かし、お客様にとってよりよい方法を考える。こうした姿勢が、日本カラー工業の技術力への信頼を支えています。

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同じ部署の先輩と。理工学、化学、物理学を専攻したエンジニアが多い

日本カラー工業では、過去の試作や製造で得た情報を「試作レポート」として蓄積しています。

「試作レポートには、当社の技術が蓄積されています。

一人のエンジニアが幅広い材料や設備を扱うため、経験豊富な上司や先輩からの助言も欠かせません」。

一方で、ブイさん自身がこれまでの経験を周囲に共有する機会も増えています。

教える側と教えられる側を固定せず、それぞれが持つ知見を共有する。日本カラー工業には、仕事を通じて学び合う「教え、教えられる文化」が根づいています。

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◆ブイさんの働く会社

日本カラー工業株式会社

1963年設立。堺化学工業株式会社全額出資。大阪府堺市を拠点に、化学品の受託製造、無機・有機化学工業製品の製造・販売を行っている。化粧品原料、電池材料、セラミックスなど多様な材料を扱い、数kg単位のスポット試作から月数十トン規模の量産まで対応。ISO9001・ISO14001を取得。

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村上華子、大島拓也、為田直子⁠


⁠※1(むらかみ はなこ) 早稲田大学大学院応用化学修了、社会人経験後、早稲田大学大学院科学技術ジャーナリスト養成プログラムを修了。LION株式会社の技術ジャーナル、NEDO実用化ドキュメント、理化学研究所広報誌 『RIKEN NEWS』などで研究紹介取材記事を執筆。工学・化学・計算科学・生物学を中心に執筆。
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⁠※2(おおしま たくや) 1972年、京都市生まれ。1995年、同志社大学美学及芸術学専攻を卒業後、東京のテイクシステムズでスタジオアシスタントとして勤務し、数多くの写真家の撮影現場を経験。1998年に京都へ戻り、フリーランスフォトグラファーとして活動を開始した。2006年、京都市左京区に「ノーザンスタジオ」を設立。現在は京都・北山を拠点に、ポートレートやインタビュー撮影を中心に、広告、雑誌、書籍、アート作品の記録など、幅広い分野の撮影を手がけている。
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⁠※3(ためだ なおこ) 株式会社シーエムシー出版 宣伝部(大阪)。2007年の入社以来、制作部で技術・市場レポートの制作や『月刊機能材料』の校閲を担当し、2025年より宣伝部に所属。「未来を創る人たち」では、企画・編集および取材を担当する。大学では国文学を専攻し、英会話にも親しむ。研究開発に携わる方々の想いや仕事の魅力を丁寧にくみ取り、専門外の方にも分かりやすく、言葉の力で伝えることを大切にしている。